韓国政府は14日、国内の感染者数が13日から1日で107人増え計8086人になったと発表した。死者は計72人。

韓国では急増が始まった2月下旬以降、多い日で500人以上の感染が確認されていたが、3月12日から3日連続100人台で推移。ただ、政府は鈍化傾向にも警戒を緩めていない。

韓国では南東部・大邱で感染が多発していたが、最近はソウルや中部・世宗でも集団感染が発生。聯合ニュースによると、丁世均首相は14日の会議で「首都圏などに加え、海外からの流入も防がなければならない。むしろ戦線は拡大している」と強調した。(共同)