【中山競馬】ワーケア今回は差し切れるか？今週の馬場傾向予想（SPAIA AI競馬） - Yahoo!ニュース

「上がりはかかるが、好タイムが出る先行有利な馬場」

先週から中山開催がスタートしたが、新型コロナウイルス感染拡大のため、残念ながら無観客競馬となった。今週も同様に寂しい週末となるが、中山競馬場では3月14日（土）に高松宮記念の前哨戦、オーシャンS（GIII・芝1200m）、15日（日）には皐月賞に向けての最重要トライアル弥生賞ディープインパクト記念（GII・芝2000m）が行われる。

今回は先週、中山競馬場で行われたレース傾向を分析し、今週末の馬場傾向はどうなるのか予想していく。

まずは芝コースから分析していこう。

2月29日と3月1日の2日間で合計10レースが行われた。1600mの3歳未勝利戦で1:34.1、3歳1勝クラスで1:33.8、そして1800mで争われた重賞の中山記念が1:46.3と好タイムが記録されていた。

その一方で上がりタイムは、中山記念こそ1着ダノンキングリーが34.2、2着ラッキーライラックが34.2を使ったものの、それ以外のレースでは概ね34秒後半～36秒前半という上がりのかかる馬場状態だった。中山コースとはいえ、開幕週に33秒台の上がりを使った馬がいないということは、開催が進むにつれてタフなコンディションとなる可能性があるだろう。

そして3つ目のファクターとして、4角通過順位を見ておく。土曜日のメインレースだったサンシャインSを除いて、勝ち馬は全て4角4番手以内を通過。2着馬に至っては10レース全てで4角5番手以内という結果が残っていることからも、開幕週らしく先行有利の馬場だった。

これらの情報を踏まえて、今週の芝コースの馬場状態を予想すると、3月7日（土）は晴れ予報となっているので、「上がりはかかるが、好タイムが出る先行有利な馬場」という傾向が続くと考える。メインレースのオーシャンSでは、ダノンスマッシュに適した条件となりそうだ。

しかし、問題なのは3月8日（日）。午前中から雨が降る予報となっており、馬場悪化が予想される。時計はもちろんのこと、上がりはさらにかかることが予想される。ただ内から数頭分は、前開催は仮柵で保護されていたのでまだまだ状態が良いはずなので、そこを通れるパンサラッサあたりは、馬場の恩恵がありそう。

その他では、唯一のディープインパクト産駒サトノフラッグに注目。2連勝してきた際の上がりが34.5、35.3と決して切れるタイプではなく、パワータイプに分類できるので、道悪になることはプラスに働く可能性も秘めているだろう。

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March 07, 2020 at 04:00AM
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