新型コロナウイルスの感染拡大に伴って発令された緊急事態宣言の全面解除から２５日で１カ月となり、東京では２４日、解除後最多となる５５人の新規感染者が報告されるなど、増加傾向がみられ始めている。首都圏の神奈川、千葉などは減少や微増で小康状態が続くが、都道府県をまたぐ移動が１９日に全面解除されており、各自治体は感染状況への影響を注視している。
宣言が解除された５月２５日から６月２４日までに報告された全国の感染者数は約１５００人。一方、東北、中四国、九州を中心に１９県では新規感染者が確認されていない。
東京の新規感染者が５０人を上回るのは５月５日以来で累計は５８９５人になった。都によると、５５人には、これまで７人の陽性が判明していた同じ人材派遣会社の同僚９人や、新宿区が繁華街で実施している集団検査での１２人が含まれている。
５月２６日～６月１日と１６～２２日までの１日当たりの平均人数を比較すると、都内は１２・７人から３１・７人に増加。東京とともに宣言が解除された４道県では、埼玉が０・６人から３・０人に増えたほか、神奈川は５・３人から３・１人に、北海道も５・６人から３・３人にそれぞれ減少。千葉は０・７人から１・０人でほぼ横ばいだった。
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June 25, 2020 at 04:44AM
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宣言解除1カ月 東京で増加傾向、4道県は小康状態 - SankeiBiz
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