新型コロナウイルスの感染症による道内２人目の死者が確認された。知内町に住む８０代無職の男性で、肺と心臓に持病を抱えていた。道内では２７日、１０歳未満の男児２人を含む８０代までの男女１５人の感染が新たに判明し、感染者は計５４人になった。教育現場で感染が相次ぐ中、道内の全１７９市町村教委が臨時休校の措置を取った。休校期間中の３月４日には公立高校の入試があり、道教委は受験する生徒への補習などについて公立中学校に通知した。
死亡した知内町の男性は、２２日に道が発表した１０例目の感染者。３日に呼吸が苦しいと訴えて入院し、２２日に陽性が判明した。別の医療機関に転院後の２７日に死亡した。海外渡航歴はない。症状・経過の公表について、男性の遺族から正しい情報を伝えてほしいとの意向があったという。基礎疾患がある高齢者は重症化のリスクが高い傾向にあるとして、道は注意を呼びかけている。
道と札幌市などによると、新たな感染者は▽同市に住む５０代の男性会社員２人▽オホーツク管内の３０代男性２人と７０代男性▽釧路管内の４０代男性と６０代男性▽空知管内の４０代男性▽上川管内の１０歳未満の男児と８０代男性▽中札内村の１０歳未満の男児▽檜山管内の３０代男性と８０代男性▽渡島管内の６０代男性と４０代女性。
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February 28, 2020 at 08:26AM
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新型肺炎 道内死者２人目 持病ある高齢者、重症傾向 ／北海道 - 毎日新聞
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