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取引データによると国際原油価格は10日(火)午前、前日にOPECプラスの減産協議が決裂したことを受け24-25%安となったものの、7%高の回復を見せている。
日本時間14時03分現在、ブレント原油先物5月限は7.33%高の1バレル=36.88ドル、WTI先物4月限は6.91%高の1バレル=33.28ドルの値を付けた。前日9日(月)の値下げ幅は30%だった。ブレント価格としては1991年ぶりの下落幅を更新した。
前日の価格急下落は先週6日(金)にOPEC加盟国と非加盟国で構成するOPECプラスの話し合いが協調減産の変更あるいは合意延長もまとまらず、先行きの不透明感から生じた。
交渉決裂により4月1日からOPECプラスで石油生産制限の義務はないという状態になり、マスコミではサウジアラビアは増産し、原油価格を下げる意向を示したと報じられている。
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