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NYダウ暴落後にリバウンドする傾向。ビットコインは再び1万ドルをトライするか? | FXcoin 暗号資産(仮想通貨)情報サイト - FXcoin 株式会社

昨晩、NYダウは過去4番目の暴落を見せ、市場のリスクオンムードは一気に後退した。リスクオンからの1万ドル超えをトライしていたBTC相場ははしごを外され、100万円を割り込んでしまった。振出しに戻って、1から1万ドルトライを始める状況だ。このまま株式市場が崩れていけば、BTC市場も今月の110万円がピークだった可能性も浮上する。そういう意味で、今後数日間のNYダウの行方はBTC市場を占う上でも非常に重要となった。小職は株の専門家ではないが、過去のデータからその行方を探ってみたい。

昨晩のNYダウは1864ドル安と史上4番目の下げ幅と言われるが、それは分母が大きいからで、前日からの下落率という意味では6.9%と戦後14番目となる。このうち6.0%から7.9%までの12件(今回はまだ結果が出ていないので除く)がその後、どういう推移を辿ったかを調べてみた。調べたのは、暴落日の翌営業日、2営業日後、5営業日後(1週間後)、10営業日後(2週間後)、22営業日後(約1か月後)の5通りだ。その結果は以下の通り。

これを見ると翌営業日は83%(12件中10件)が上昇、2営業日後は75%(12件中9件)、1週間後は66%(12件中8件)、平均変動(上)率は翌営業日が2.7%、2営業日後が2.6%、1週間後で1.5%だ。これが2週間後となると-0.5%と下落に転じ、1か月後は再び2.7%と上昇に転じる。相場に関しては様々な要素があるので一概には言えずこの2週間以降の値動きに関してコメントするのは適当ではないと考える。ただ、戦後75年、約2万営業日のうちTOP20に入るような大幅下落を見せたということは決して相場の状況が良いとは言い難いのにも関わらず、翌営業日や2営業日後に7割上の上昇を見せているということは、やはりこれだけ大きく下落した後にはリバウンドが来る傾向があると考えるのが自然だと考える。

本日の日経平均は前日比390円安から始まったが午後反発し167円安で終わっているが、日本株の場合、大きく下げて始まると日銀のETF買いが入るので午後上がる傾向があり、まだ何とも言えない。ただ欧州債は、米株のリバウンドを見越してか前日比プラス圏で始まっている。BTC相場が再び1万ドルトライとなるか占う上で、今晩の米株の動向に注目したい。

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松田康生 (まつだやすお)

シニアストラテジスト

東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱銀行(本部、バンコック支店)ドイツ銀行グループ(シンガポール、東京)を経て2018年7月より現職。 短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通

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June 12, 2020 at 05:13PM
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