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終盤の得点、増加傾向か 交代枠の活用それぞれ―J1 - 時事通信ニュース

2020年07月31日15時47分

横浜C戦の後半30分、途中出場で勝ち越しのPKを決める川崎の小林悠=7月18日、ニッパツ

横浜C戦の後半30分、途中出場で勝ち越しのPKを決める川崎の小林悠=7月18日、ニッパツ

 J1は新型コロナウイルスによる中断から7月4日に再開し、2度の3連戦を終えた。J2降格なしや、5人交代枠など今季限りの特例措置を適用。各チームの戦い方に変化が生まれた第2節以降のデータを基に、傾向を探った。
 後半16分以降のゴールは第2節以降の全151得点中60得点を占める。このうち途中出場選手が挙げたのが29ゴール。同31分以降にマークされた31得点に限れば、20得点を交代選手が決めている。第1節は後半16分以降の11ゴール中、途中出場選手によるものは1得点。単純比較は難しいが、終盤に激しさを増す展開が増えたと言えよう。
 川崎と大分は後半31分以降にともに5得点。昨季は34節を終え、同様の条件で川崎が12得点、大分が5得点だった。川崎はこの時間帯で2016年に22ゴール、17年も21ゴールをマークしており、もともと終盤に強い傾向があるが、大分はJ1に復帰した昨季の数字を確実に上回る。
 大分の片野坂監督は「フレッシュな選手が出ることでゲームの質は落ちない。そこはプラスになる」と指摘。首位の川崎の他、札幌、湘南は6試合全てで交代枠をフル活用している。
 対照的に名古屋は、新型コロナ感染者が出て1試合少ないが、5試合で17人しか途中投入していない。3位と好調だが、少人数の戦いを続ければ失速する懸念もある。ただ、交代枠を使い切ることが必ずしも正解とは言えず、それぞれの監督の意図を感じる。
 今季はリーグタイトル、ACL出場権以外は争うものがない。中位より下のチームが来季を見据え、5人交代枠をうまく使いながらチームの活性化を図ることもあるだろう。選手選択の幅が広がり、本来なら出場機会に恵まれない若手にも活躍の場が与えられる。競争はさらに激しくなりそうだ。

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July 31, 2020 at 01:47PM
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