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単純作業の果てに“ない”ものが見えた 栗きんとん工場のアルバイト実録漫画が壮絶 - ねとらぼ

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 学生時代に栗きんとん工場でアルバイトしたときの体験を描いた漫画「栗きんとんと幻覚」に単純作業のすさまじさを感じます。作者はInstagrampixivで実録漫画を公開している水谷路(みずたにみち)(@mz_tn_mch)さんです。


ミ栗きんとんと幻覚04 栗きんとん工場で友人が体験したこととは……

 水谷さんは大学生の頃に友人たちと同じバイトをしていました。工場でケースに詰めた栗きんとんをベルトコンベアに流し、パッキングするバイトで、一度作業に入るとローテーションはなし。5〜6時間はずっと同じ動きを続けなくてはならず、とても辛かったといいます。


栗きんとんと幻覚01
栗きんとんと幻覚02

 残業をしていたある日、水谷さんの友人がふと「何時なんだろう」と窓の外に目をやると夕焼けが見えたのだそうです。そして仕事が終わり「もう外は真っ暗かな」と思っていた友人が顔を上げたところ……。


栗きんとんと幻覚03

 実はそこに窓は無かったのです! そう、単純作業をやりすぎて幻覚が見えていた……。バイトからの帰り道「反復は人を狂わせるってマジだったんだね……」と反復作業の影響を実感する水谷さんたちなのでした。

 同じ作業の繰り返しは簡単なように見えますが、平静を保つのが大変。だって、あるはずのない窓から夕焼けが見えてしまうのですから……!

画像提供:水谷路(みずたにみち)(@mz_tn_mch)さん

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