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茨城の感染者、「第1波」と対照的な傾向…キャバクラ・カラオケ店で増加 - 読売新聞

 6月20日以降の新型コロナウイルスの感染第2波で、茨城県などが発表した感染者が19日、300人の大台を超えて308人に達した。読売新聞が19日時点でまとめたところ、キャバクラやカラオケ店など不特定多数が出入りする「店舗関連」で62人が確認され、第2波の総数の2割を占めた。第1波では、関係者が限定的な病院などで感染が多発したが、第2波では対照的な傾向を示している。

 読売新聞は「夜の街」に関連するキャバクラやバー、居酒屋やカラオケ店などについて、第2波の感染状況を調べた。県と水戸市の集計に基づくと、従業員や客に感染者が出ており、その家族や知人らにも感染が広がっていた。

 その結果、「店舗関連」で感染したのは計62人だった。第2波の感染者は308人で、その20・1%を占める。

 このうち、水戸市内の繁華街では、店の従業員や客、友人ら計30人の感染が判明した。同市泉町のキャバクラや同市大工町のバー、JR水戸駅近くの居酒屋が含まれる。居酒屋には市職員約10人が出入りしており、自宅待機となった。

 那珂市のカラオケ店などでも、日中のカラオケ「昼カラ」をしていた客と店主、客の家族らの感染が判明。栃木県集計の歌手も含めると15人に上る。

 これに対し、5月5日までの第1波では、取手市の病院やつくば市の介護老人保健施設、神栖市の障害福祉サービス事業所の3か所でクラスター(感染集団)が発生した。この3か所でみると、医療従事者・職員、患者、利用者、家族、知人といった「病院や施設関連」の感染者は54人で、第1波の感染者168人の32・1%を占めていた。

 第2波では、約2か月で感染者が300人を突破した。30歳代以下が半数以上を占め、60歳代以上も約2割いる。第1波では、約2か月で168人だった。

 県南や鹿行を中心に感染が広がった第1波とは異なり、第2波では水戸市の感染者が目立つ。水戸市は第1波では10人だったが、第2波では59人だ。

 第2波だけでみると、2番目に多いのは、つくば市の27人。3番目に多い古河市は21人だ。水戸市はつくば市の2倍を超えている。

 水戸市内には飲食店やホテルが多い。県庁所在地で交通の利便性も良いため、県内外から仕事や観光、買い物などで訪れる人もいる。

 「水戸市の繁華街で感染者が増えると、県内の各地にも感染が広がりかねない」。県幹部はそう指摘する。

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August 20, 2020 at 12:11PM
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