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リゾ鳴尾浜、最後の週末 市民ら閉園惜しむ |
更新日：2020年11月28日
新型コロナウイルスに伴う利用者減や施設の老朽化などから、３０日で営業を終えるリゾート施設「リゾ鳴尾浜」（兵庫県西宮市鳴尾浜３）が最後の週末を迎える。先月２８日の発表から約１カ月の間に、幼いころに利用した人や夏に学生アルバイトをした人らが訪れ、別れを惜しんでいる。
リゾ鳴尾浜は、市と阪神電鉄などが出資する第三セクター「鳴尾ウォーターワールド」が経営し、プールやフィットネス施設などを備えて１９９２年に開業した。三セクは１２月下旬に解散予定で、精算手続きは市と阪神電鉄が約４５００万円ずつを負担し、債務超過を解消した上で進める。市は関連の予算を２７日開会の市議会定例会に提案した。
閉園が決まってから、１１月は昨年比で２倍の人が来園している。息子２人を連れてきた西宮市の女性（３２）は「プールで遊ばせて温泉に漬かって家に帰れば寝かせるだけ。子育て世代に優しい場所だっただけに残念です」と話した。
水着や浮輪などを７割引で、レストランで提供しているトロピカルカレーをレトルトパックに詰めたものも販売している。営業は午前１０時～午後８時（３０日は同６時まで）。リゾ鳴尾浜ＴＥＬ０７９８・４２・２１６１
（中川 恵）
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November 29, 2020 at 09:28AM
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